シンガーソングライターのUEBOがミニー・リパートンの代表曲である全米ナンバーワンソング「Lovin’ You」のカバーを12月20日に配信リリースする。
「Lovin’You」はこれまでにも数えきれないほどのアーティストによってカバーされてきた、R&B/ソウルバラードの超定番曲。それをUEBOはレゲエ/ダブの要素を採り入れてカバーした。アレンジはUEBOとNitzscheeefu、ダブミックスはYuki Kanayaが担当。フォークとレゲエをシームレスに往来するギターや、溜めのきいたドラムとパーカッションが心地良いグルーヴを醸し出し、そこにダブエコーのトリップ感が加わることで絶妙な浮遊感が生まれる。サーフミュージックやアコースティックの弾き語りをベースに、レイドバックしたムードの中でさまざまな音楽をミックスした、自身の掲げる“ネオサーフミュージック”に、また新たな広がりと味わいが生まれた。
UEBOはとりわけ20年代に入ってからハイペースでリリースを続け、コロナ禍の規制が緩和されていく流れとともに精力的なライブ活動も展開し、SNSでの配信なども積極的に行ってきた。ギターを持ち、歌を歌うことは日常。それを誰かに届けることはスペシャル。そうして自らの音楽性を豊かに実らせ、ファンとの絆を深めながらその輪を広げていく。そんなUEBOからの、2023年最後のプレゼント。そして2024年もまた、さまざまな仕掛けを考えているとのことで、その動きから目が離せない。